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日焼け派「描かれたプール、日焼けあとがついた」

20240927(1007)玲子 葉山-記


(忘れていないよ…🫣 でも)

もう次の7の日になり、9月27日から10月7日の間に書く日記になってしまった。(そうしてしまった!)

この10日くらいはここ最近で最も慌ただしかったかもしれない。

春佳サンこの前は誕生日のメッセージありがとうね😊

9月の楽しい上野あんみつの会からも、いつの間にか時が流れた。今度またやろうね⭐️

岡谷で展示してた映像作品のオンゴーイングでの上映会、行きたかったけれどだめだったな。

今の大木さんの展示も行けるかな…のスケジュールの気合の入れどころを思案中。



さて7の日記、

9月27日の次の日に、石田さんの展示の最終日に行こうと考えていて、そのことを日記に書けるかなぁ、などとと思っていた。それからまたすぐに日が経ち今に至る…。


〜簡単な備忘録〜

葉山の神奈川県立近代美術館、高校生のころだったか、初めて行ってお気に入りの美術館だったけれど、最近はめっきり訪れなくなっていた。5,6年ぶりくらい?に電車で逗子まで行ったけれど、やっぱりそれなりに遠いな〜と遠く感じるようになってしまった。今は気持ちが落ち着かない時期だからというのも、かなりある。

横須賀線の車窓を楽しみたかったけれど爆睡してしまった。。(大船観音とかちょっと見たかった)

逗子駅からわりと長くバスに乗って美術館に行く。あれ、こんなに長く…乗るっけ…?と不安になる頃にようやく美術館前に着く感じ、今回もその感覚があって、あ〜これこれ!と懐かしい気持ちになった。

実は高校時代、初めは母と行き、2回目に1人で葉山の美術館に行ったとき、いつまで乗っても停留所名がアナウンスされない上に、今と違って少し先の停車駅を表示してくれる仕組みもなかったから、あーこれ間違えたんだと思って、3つくらい手前の一色海岸?森戸海岸?あたりで降りちゃって、駅まで引き返したことがあった笑。運転手さんに聞けばいいのにそういうことが出来なかった恥ずかしがり屋の10代のわたくし…笑

駅までもどってもう一回ルートを確認したら…合ってたじゃーんと脱力。美術館の着く頃には15時過ぎになっていた。葉山館にまつわる懐かしい思い出。


今回は12時前に到着。乗車中、バスの車窓から海の見える道に出ると乗客みんなが一斉にぱっと海を見やる感じが印象的だった。


石田さんの展示すごかったね。立体の作品は初めて見た。

アニメーション、コマ撮りで作られて今見ているこの映像の背後にどれだけの時間が入っているのかと考えると途方もない。。

10代のときの、黒い線で描かれた波の作品のその大波の中に、無限の「〜 (チョロリ) 」がたくさん描き込まれていて、石田さんはきっと、このことなら無限にやれると自分でわかって、自分で知っていて、それを駆動力にして今日まで作品を作って来たのかなぁなどと想像した。

もうひとつの関心の遠近法は、部屋という「隅」「コーナー」をもつ区切られた空間と、窓という遠近法の始点・条件でもあるようなフレーム、そのフレームを通ってやってくる光(遠近法の目的・終点・条件??)とその移動が、無限にバリエーションを生み出していって。。

(何を言おうとしたか迷路に入ってしまったけれど…)とても興味が一貫している(今回そういう構成を取っている)と思った。


巨大な空間での公開制作も背後から密やかに見守ったけれども(笑) その中で、石田さんが脚立の高いところまで登って、そこでビャッと力強くストロークを描き入れる瞬間があった。(特大の「〜 (チョロリ) 」だ。(勝手に命名しているから怒られそう…))

そのときの、あまりの激しさにちょっと驚いて、思わず吹き出すというか笑みが出てしまった。実際、石田さんがビャッと描き入れた瞬間に「っウェい!」っという謎の声が咄嗟に出ていたお客さんがいた。(そこにいるみんなの驚きを体現している声だった!)石田さんの体のくねりがすごかったのだけれど、毎度こんなに激しいのだとしたら…とそれまで展示室で見てきた映像の中の生き物のようなストロークや塗りつぶし・塗り替えの、そのひとコマひとコマでの体の動きを想像して…得体の知れなさにまた驚いて、考えるのをやめた。。


最近のペインティングも良かった。力強いストロークを繰り出せる人だからこその、色の伸びと潔さがあって。

燃える椅子ってなんや、まぁでも椅子も燃え出しかねない…面白いなと頭の中でぶつくさ呟いていたら、過去の映像作品で椅子が燃えていた笑。 理屈じゃない

作品を見て、作家石田尚志について思いを巡らせていた。




展示を見た後は、展示と同じくらい楽しみにしていた葉山の浜辺の散歩を少々。

曇りだったけれど海の色が綺麗だった。寄せる波が浜に近づいて高まって来て…打ちつける瞬間の一歩手前の🌊←この状態のとき、光を透かした波の色がとても美しかった。エメラルドグリーン?

それを午後のあいだ中ずっと眺めていられそうだったけれど、3~40分くらい楽しんで、帰った。


海も波も久しぶりに間近で見たから、その具体性と広すぎる天と地!に頭がくらくらしていた。

そのほかに、リスもどきがいたり、私が腰掛けていた階段の背後の窪みで生着替えをしているサーファーのおじさんがいたりして、刺激的だった笑



長々と9月28日の感想を書きました。あれから10日、またいろいろなことがあったけれど、それはまたいつか‥











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