20時15分頃に玲子ちゃんと電話している最中すでに眠気があって、体を使い果たした気持ちだった。
もう1時間くらい寝ちゃお~、それから起きて日記書こうと思ってお布団に一人で潜る。池田が「ママ~って」と代弁しながら禾を連れてきて、寝ながら寝かしつけた。全然寝た。おはよう。今は4時30分。私はどうやって時間を使っていくのが自分に向いているのか未だにわかっていない。どちらかというと夜の方が制作的な色々は捗るような気がしているんだけれど、今は少なくとも21時頃までは禾ちゃんと過ごす時間だから、その後動けたりするとなんとなく良いけど、寝たり。
昨日の日記で玲子ちゃんがもう深夜まで制作するのはやめたと言っていたけど、私もそんな気持ち。
私は午前中に制作的な何かをしても捗ったことってあまり思い出としてはないんだけど、昨日聞いていた「走ることについて語るときに僕が語ること」で村上春樹が朝の3~4時間が自分にとってかけがえのない創作に深く潜り込む時間、意識を集中させる時間、そして暗くなったらなるべく早く寝る。と言っていて、あんまり想像つかないけれど、午前中の可能性に思いめぐらせた。
今禾ちゃんが一瞬寝ぼけ起きた。「ヴァ~ヴァ~」と言っていて、ママって言ってんじゃんと可愛く思う。おっぱいをちょっと吸わされて「寝ていいよ~」と言われてまた寝ていた。すごい赤ちゃんらしいパジャマ着てて可愛い。というか普段着として一年前は着ていた薄紫のセットアップの服で、今は赤ちゃんコスプレみたいに見えてしまうためパジャマになった服。
昨日は陶芸と油彩両方に触った。
朝ご飯は昨日の鍋の残りでオートミールの雑炊。食べた後、速攻夜ご飯のさば生姜煮と糠漬けとおひたしを作った。
昨日張りかけだった無数のキャンバスをガンガン張る。なんか途中から袋張りにもしたいなという気分が一瞬出たけれど、昨日の時点でタックスでキャンバスと木枠をくっつけておいちゃおう!そこまではやろう!と全てのキャンバスをタックスで2点留めてしまってはいたので、まあ良いかと思ってタックスで張った。
ここ数年タックスでキャンバス張るの好き。
どういうテンションがこの物たちにかかって張られている状態になっているか、見えるのが好き。
すでに描き始めているこれら含めて何点あるのかな?と指差し数えたら、20点あって笑えた。張っていないのを含めたらそれ以上。バラバラのピース。このうちのいくつが玲子ちゃんとの展示までに完成して、出すことになるんだろう。私は経験上油彩はできるまである程度時間がかかるんだけど、(1日ではできないというか、決められないことが多い)でも出来上がる時は一瞬という変なタイム感もある。
なんとなく勇気を出すためたくさん張った。
昨日描いていて、「油彩の描き方分かんねえな」と思った瞬間があった。誰かみたいに描いてしまいそうだけれど、自分らしく描くみたいな気にもなんないし、みたいな、ためらいがあった。でも久しぶりだから不慣れなだけかも~と思って、紙みたいに使えるようにいっぱい張ってみた。
そうは言っても午前中はそんなに捗った感じがしなかった。
お昼は禾が昨日今朝なんとなく食べ残したうどん雑炊の捨てる間際みたいなやつを温め直して卵を落として食べた。信じられない見た目の食べ物だが意外と美味しくておもしろかった。
なんか輪郭みたいなものを怯えて描けないでいるな!と思った。
電話でも話したけど、人の作品批判を散々してしまうと凝り固まって動かせなくなる体の部分もあるかも、と、怯えた笑。
それでちょっと運動した。運動といっても30回ずつ腹筋とかスクワットとか腕ひねるとか色々するだけ。しかも最初は「10回だけやろう…」とおずおずと始めた。でも、やりたさとやりたくなさとやる意思とのバランスみたいなのが終わったあとちょっと変わる感じもして、よかった。
それでその後ドローイングというか言葉のメモみたいなのを書いた後に油彩に触ったら、急に変な絵が立ち上がって、今日はこれでやったー!やっぴやっぴという気持ちになった。
どう描いたら良いか分かんなかった二つの雲の絵。
これが正解とは思わんが、こうなるとは思っていなかったゆえにこうなるしかなかったと感じることが起きたのが嬉しかった。
「私には私しかわからないことがあるんです」と柴田聡子も「雑感」の歌詞で言っていた。久しぶりに聴いて、そうそう!とその言葉を大きく手帳にメモる。笑
16時から区民センターで陶芸。
でっかい壺作った!と電話で言ったけど、本当に作ったのは前回でほぼできていて、その仕上げをした。乾いてしまわないようにビニールを被せていたら、乾くどころかビニールの内側で土が汗をかいていて、あんまり見たことがない感じだった。扱いやすかった。
それで18時45分まで色々やって、17時半頃、暇かも?という余裕の瞬間があって色々作り始めたら18時半にはおわんねえ!ってなったりして、制作と時間の流れの縮図。怖い。
帰り道自転車を漕いでいて、玲子ちゃんと交換日記が続いてきて、昨日の続きの今日というの欲しいと思っていたけど、生じている感じもして嬉しいなと思った。マンションから道へ急に人が飛び出してきて「あぶねえな」と言った。
ご飯食べた後玲子ちゃんの日記をグッと読む。
仕事も8時間して、通勤して、そして制作!すごい日
"目的の無い時間のやばさ、景色やディテールが目に吸いついてくる感じ、新鮮さ"
に共感と、最高の表現だという感動!
それで電話したら
「今まさにLINEを開いて電話しようとしていた」と言われてエヘヘと思う。
「ここ(交換日記)が面どころか滝みたいになってきてる」、と玲子ちゃんが言っていて、「本当だよね〜ゴシゴシ!動いてる!みたいな(目を擦る表現)」という漫画的表現が電話なのに伝わる感じが愉快だった。
展示タイトル「息つぎのピース、日焼けあとがついた、までいける」という話があったけどどうだろうねえ。
「息継ぎ」と打ち込んだ時に出てきた説明は
①歌・吹奏・水泳などの途中で息を吸い込むこと。
②仕事の途中の短い休憩、休息。
だって。 「息切れ」
①呼吸が乱れて苦しくなること。あえぐこと。
②仕事の途中で疲れたり飽きたりして能率が急に落ちること。
笑える。 なんか結局すごく一生懸命かいてしまった!一回投稿したのにまた書いた。これは息継ぎなのか息切れなのか〜ばばば(滝に飲み込まれてる図)
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