今日の朝は地震があった。ここは震度3だっだけれどもう少し揺れたようにも感じた。
能登半島地震のことを考える。先々週くらいにテレビで見た、避難所に入れずにビニールハウスに寝泊まりされていている方たちの様子が衝撃で、あんなひどいことあっていいのかと思ったのをまた思い返した。（思い返すだけで、募金ぐらいしかできないのだけれど…）
今朝は普通のトーストとコーヒーの朝食。少し洗濯をしてからスタジオに行く。
しかし体調が微妙な1日であった。私は親知らずが生えたことがないのだけれど(!)、体がある周期に入ると、きっと親知らずが本当ならば生えるのであろう部分の歯ぐきが痛む。（でも、不思議と生えてはこない）。今日はそれに加えて頭も痛かった。それでゆるやかな制作に終始した。
なんだか年齢を感じる悲しい話。。
春佳ｻﾝが長渕剛について書いたところで吹き出したんだけど笑（キモ書！）
でも没入というか、おおおっと描いていくのは良さそうだなぁ。散漫な今、必要なところ。
朝から気持ちつくって行っても今日みたいに負けることがあるからなおさら。
ところで今日は懐かしい大学時代の授業ノートを少し読み返した。
芸術学科の西嶋憲生先生の授業を受けていたときのもので、アニメーションとドキュメンタリーの関係（Animated documentary という視点からアニメーションについて考える）という内容だった。
そこで紹介された、カナダのCaroline Leafさんというアニメーション作家が当時好きだったのを思い出した。
ガラス板に手描きするアニメーション作品やサンドアニメーションを作っている人。でも当時とくに気になっていたのは、Carolineさんが友人の映像作家のVeronika soulさんと共作した《Interview》(1979年) という作品で、これは2人が会話するように、日記かエッセーを書き合うようにして一緒に作った短編作品。これまでずっとカナダの国立映画委員会が出しているDVD（入手困難）でしか見られない状態で、少しだけ見た記憶の中だけで、あれよかったなぁと時々反芻していたのだけれど、今日調べてみたら最近YouTubeに上がっていた！（カナダ国立映画委員会(NFB)が上げていた）うれしい。
Directed by Caroline Leaf & Veronika Soul - 1979, The National Film Board（NFB）
当時はエッセーというか、現実の何か出来事や自分のことについて話す・綴るという散文形式を、絵画に置き換えたら何だろうとぼんやり考えていた。何となく、自分が現実世界を軽くスケッチして、そのメモの線をもとに、「絵を描くこと」と合わせて作るということをし始めていたから（現実の再現に向かうようで再現ではないゾーンのあれこれについて考えていたから）、この作品が気になったのかもしれない。
この作品の軽やかでチャーミングな感じがまず好きだったというのが大きいけれど。
アニメーションはおとぎ話、ファンタジー、子どものものっていうイメージがあるけれど、作者がこうやって考えたことや思ったことを綴っていく、そこに手描きのアニメーション特有の、今まさに目の前で絵が変わっていく感じが加わって連動していくのを見て、(1979の作品だけれど)新鮮さを感じたのだった。
春佳ｻﾝが筆写打ち込みしてくれた、阿久津さんの文章とてもよかった。（筆写私も好きだよ笑）
この言葉の雨を正しく浴びるためにはある程度の正しく浴びるための臨戦態勢のようなものを作らないといけなかった、それができていたのはあの時間だけだった。電車で昨夜読み終えて、そう思った。
自分から近づく努力をしないと近づけないものがある、（…）
（私の↑これはコピーペースト）
うおー。私もこの本を読んでみようかな。
私もこの日記がなければ書かなかったことがいろいろあって、自分の頭の記憶の中だけにぼんやり留めていたなと思う。
春佳ｻﾝとの瀧のやりとりも笑、近づこうとしなければ近づけなかったところだ！
ここで今日は時間切れになってしまった…。
電話で木曜日夕方にオンゴーイングの展示を見に行こうと話したね。
また1週間がはじまるなぁ