今さっき玲子ちゃんと電話したから、日記はもう書かなくていいか、って気分もある。笑
今日は大きい絵を描いてる時に、絵の具の調子みたいなものを新鮮に感じて、私はいつまでも初心者みたいな感じで、なんでもそうで、展覧会の進め方とかもおぼつかないし、しかも今回のこれは禾が生まれてから触っていなかった油絵具に久しぶりに触れているのがおぼつかなさの理由でもあるとしたらちょっと不安でもあるなあ、でも、ずっと別に絵が上手ではないんだよなあとか思いながら、躊躇ったり、でも時々思い切ったことをして絵を進めていった。別にもともと上手じゃなかったのだから、怖がることはない。よくなる一方だ。悪くなるにしても、以前と同じことをしようとする必要は別にない。
去年の秋頃Aさんと色の話になって、私は色の判断がめちゃめちゃ適当で、どうも色を色として扱ってないんじゃないかみたいな話になってきて、だからこんな絵なのかがっかり、と自分でも思ったんだけど、それを受けての何か絵の具選択の躊躇いと、でも結局こう選んでしまうみたいな何か感触めいたものとの間にいた。
あ！今日堀井美香さんとジェーン・スーさんのポッドキャスト、聞いてみたよ！玲子ちゃんが行ってきたイベントの疲労と興奮と感動冷めやらぬ2人の話ぶりに置いていかれながら、でもその空間に玲子ちゃんが、と思いながらついていった！笑
そう、玲子ちゃんのコンサートの感想の聴き込んでる度合い、何度もその曲の形にそって磨かれた細胞がキャッチできる差異による感動だと感じていた！慄いていた！
それは、ただ生身でポンと聴くのでは味わえない音楽経験で、ある意味それは絵もそういうところあるよね。なんでもそうかもしれないけど。
私は私が描いてるのがもちろん絵なんだけど、絵なのかな？と疑わしくも思っている。画家の問題意識を共有していない自信のなさがずっとある。
でも、以前はもっと、「絵じゃなくても良いんです～ヒョヒョイ」という感じで描いてたけど、最近は「絵だし」と思っている感触もある。結局同じベクトルなんだけど、「見る人にとっては絵だし」ということかもしれない。
とか書いてて、描いてるうちに変わってきそう。
今朝は禾と2人で、絵本にできる無地の本にお絵かきをして最高の本を作った。
どこまで描くと電車かな？と思って描き始めると長方形と丸3つあたりで「デンチャ！」
どこまで描くと車かな？と思って描き始めるとボリュームと丸２つで「ブー！」認定早いね。
今は禾と池ちゃんは寝静まっている。
日中私は制作をしていて、その間に2人は井の頭公園や高架下の遊具のところに遊びに行ってきていた。一回帰って来て昼寝してからもう一度井の頭公園水生館に行って、頑張っていた。夕食は大急ぎでビビンパを作った。前にも日記にビビンパを作った日があった気がする、その日の方が味が決まっていて、美味しく作れたな。
そういえば、新しくおもちゃ箱としてクッションベンチみたいなものを買ったんだけど、その上に禾と横並びに座って絵本を読んだら、その後禾はどうやってか1人でそこに腰掛けていてびっくりした。びっくりした親たちを見ながら足をブーラブラさせて「えへへ」と笑っていて可愛かった。
少し近頃の「禾と一緒にいないで制作するなんて！やめたいんですが！」という発作がおさまってきたように思う。その感情はあるけど、もうやるしかないところまで追い詰められて来たからかな？慣れもあるのかも。あと池ちゃんが禾といてくれるのもあるか。
明日は玲子ちゃんとオンゴーイングでインターンのMさんに紹介文を書いてもらうためのインタビューを受けに行くね。どうなるか心配だけど、楽しみだ！昼寝したから珍しくまだ眠くなくて今夜これから制作もできそうでウキウキしてきた。