日々変化していく症状。今日は朝から声がさらに嗄れ、波打ったような声に。
～全体とおして具合悪いしか言ってない日記～ まずは灯油のすったもんだから。
朝はパンと紅茶、Fが買ってくれたけどタイミングなく食べれずにいたタルト・シトロンを朝から食べた。そしてスタジオへ。
行ったものの、なんかやっぱり調子が上がらない。週末の疲れと重なって良くない感じになっている。しかも今日は寒いのに灯油がもうなくて、ピンチ。巡回のトラックとはタイミングが合わないから、配達してもらうしかない、とかすれた声で電話するも、大口じゃないとダメとのことでガーンとなって、しかたなくモコモコに着込んで(ウルトラライトダウン2枚重ね＋キルティング風モコモコ巻きスカートを装着して)制作。スタジオで制作してるところ撮影させてくださいって言われたら絶対NGな見た目。鼻をかみかみ、色を作っていると、遠くから灯油トラックの音楽が聞こえてきて…、、
マンガみたいにブチブチっとウルトラライトダウンを脱ぎ捨てて１階に駆け降り、通りを眺めたもののトラックの姿は無い…。どこかの角を曲がってしまったのかもしれない。。がっくり。しばらく一階で待ったけれど、あきらめて2階にもどって、脱ぎ捨てたウルトラライトダウンをまた着てひと塗り、ふた塗り‥。そうして30分くらいたっただろうか、なんと、また耳に灯油トラックの音楽が聞こえてきた。求めすぎてて幻聴かしらと思ったけれど、確実に大きくなる音。
またさっきと同じ動きを再生！ウルトラライトダウンを脱ぎ捨てて1階へ。
そしてこんどこそ、やっとトラックに会えた～～。
運転手のおじさんが灯油18Lを補充したポリタンクをドア前まで運んでくれた。
さっき電話したのはエネオスだったけれど、巡回してる灯油トラックはエナジックだった。エナジックありがたや。
暖かくなってがぜん動きやすくなった。
しかし、お昼を食べて薬を飲んで再開すると、やっぱり調子が悪い。でもしかたない。
順番に重ねて組み立てていく制作を進めていく。
具合が悪くて視野狭窄に陥っていたけれど、春佳ｻﾝからたくさん連絡が来て、あ、前のも返せていない、とLINEしていろいろ相談。赤帽の予約もありがとう🙏
夕方になって、Fの個展のオープニングへ。
スタジオで経過を含めずっと見ていた作品が、ギャラリーでどう見えるか楽しみだった。
新しいシリーズの作品で、展示も少し冒険していて、天井の高い空間と合っていた。色使いと塗りのこだわりが活きていたし、Fの作品特有のじんわりとした佇まいが今回も良かった。
ぜひ見てみてね～（急に宣伝口調笑）
Fが今回の作品を制作する中で、あと、展覧会のタイトルを相談された時に、クレーの絵についてFと話して、画集に載ってた文章を翻訳機に訳したのを一緒に読んだりした。そういう中でまた自分の中でもクレーにおお、と感じ入る部分があり…、今書くのはまだちょっとできないけれど、そんな話も後日この日記の中や展示のトークなどで？できたらいいな。自分のスタジオの机と壁にクレーの絵葉書を何枚か置いている。お守りみたいに。
今日の日記は具合悪いことしか書いてないけれど、夕方になって薬が効いている気がしていたが、なんかやっぱりダメだった。昨日までは二次会にも参加しようと思っていたが、声がとんでもないかすれ声になってしまい話すこともままならないので、1人で帰った…。
本当にもう、今、キューピーコーワゴールドα飲むべきかも！
夕飯にあたたかい蕎麦を食べて、薬を飲んで、寝…たいけれどスタジオへ。
ひと塗りして、乾き待ちの間に椅子で仮眠して、また塗って…。ストーブのあたたかさが心強い。
制作の現段階の工程は、有機的で生き生きとしたものではなく、ルールを決めて実行していくというものだけれど、その中でも無数の微細な変化があり、それを不安に思ったり面白がりながら過ごしている。
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