黄色のあの子の姿を知らないけれど(でも見たことあるのかな?私が玲子ちゃんの一人暮らしの時からのアイテムで印象に残っているのは、注ぎ口のところに小鳥がとまっている仕様でお湯が沸くとピー!と小鳥が鳴いてるように見えて聞こえる本当にかわいいあのケトル!)知らないままその黄色い姿を、テキストを読んだことで思い浮かべた。
その思い浮かべることができる、という面白さとは別に、とほほ…と思うその瞬間のこと、すごく気持ちがわかる…🥲残念だったね。
今日ののぎちゃん就寝は二十一時近くなったけれどそれから起きることなく今まで寝てくれている。
大きい絵を描いてる間に、一昨日はじっと眺めていただけで結局別のキャンバスに描いたから手は付けなかったレントゲン撮った日の絵に急に手を加えて一応出来たのかな?という形になった。方向性が二つあったけど、見え方が明確な気がする方にした。言うなれば図的な面白さがある方。でもそれをそう描けたのかな?技術がなくて明確に描けてない感じもありそうで、ちょっとモヤモヤするけど、私はまだこれから油絵上手くなるんじゃないかな?と最近思えるからやめだやめだとはおもわない。
大きい絵は描くのが面白くなってきた。描く場所が増えてきた。ある程度の大きさ以上の絵って描けば描くほど描く場所増えて時間がなくなるのが本当に不思議。どうかと思うけど基本的に時間切れみたいな形で終わることの方が多い。
描きながら、
記録によってだけ活性化するというか、記録というものが固定されたものというより蠢いている感じ、エネルギーがある感じ、それが生きる時間を作りうる感覚、というようなことを大内さんとのトークのテーマにしたらいいのかな?みたいなことがよぎった。
こうして書くと、ぼんやりしてる。
今日お昼は池ちゃんに「今日は家族で出掛けて明日制作しよう」と誘われるままに、吉祥寺駅高架下のすごく遊びやすい最高の公園と井の頭動物園に行って、禾ちゃんと存分に過ごした。「俺はテンがおすすめ」と言って池田がいざなってくれたテンがとても黄色くて可愛かった。ポケモンのよう。丸まって顔だけこっちを見ていたけど、三人でじーっと見ていたら、フウ…という感じでちょっと体勢を変えたのがかわいくてそれをよろこび、私は「みかんみたい」と言った。みかんとは飼っていた犬のことで、そう言った直後、「どうして〜みたいというふうに知ってるものに当てはめて理解しようとするんだろうな」と、新しく出会った人のことを既に知っている人に似ているところを見つけようとする感覚と重ねてふと思った。
そうすることで安心したいのかな。
35年生きてきて既に知ってるものが少ないにしてもだいぶたくさんある世界で、例えば「あれが本物のうさぎだよ〜」という段階ではない世界で新しく何かに出会う時、どうしても持っているものを動員しながら出会ってしまうのが。
鳥たちの近くでのぎはあひるのまねをして歩いてくれた。実際小さいあひるたちも見て、すごく顔が可愛かった。あひる。
禾は優しい味のぞうさん弁当なるものを食べていた。目が小豆。700円。はな子がもういないのにぞうさん弁当があり続けるこの場所でのはな子の存在感。
いま書いて初めて思ったけど、鼻子ってこと?花子かつ。
電車のアトラクションに乗りたい!と主張があり乗った。本当にはっきりと主張があるようになった。ここ3週間くらいのことだ。
帰り道、自転車で通り過ぎた瞬間に踏切の遮断機が降りたから振り返って「くるかな?くるかな?」と電車が通り過ぎるのを待ったら本当にのぎちゃんは大興奮してくれて、そのあと家で見た電車の映像にもいままでにない反応をしていた。何かがつながっていっているんだなと思った。
満月を見たので、寝る前に「じゃがーくん」という本を読んだ。満月を木のてっぺんで見る話。「よいしょ、よいしょ」と昇る。生まれて1ヶ月半くらいから読んでるこの本を久しぶりに読んで、ここから禾はヨイショヨイショというのをインストールしてるのかもしれない、と気づいた。人間はふとヨイショと言ってしまうものなのかと感銘を受けていたけれど、もしそうなのだとしたら、英語話者もヨイショと言わなければおかしい。
ここ何日かの禾の成長が目覚ましい、それゆえにというのもありつつ、
なにか、ここ何日か自分は禾ちゃんと過ごすとき、過ごすベースになっていて、記録がイマイチ振るわないなと感じる瞬間があった。見返すとたしかに撮った写メはどれもイマイチだった。
撮影をよくしてるときとあまりしてないときどっちがしっかり今にいるかというと、はかれない。
撮影してない時のほうが今にいそうだけど、
でも、記録を撮るというカメラの目を通したその場にいる感じとか、輪郭を描く目で風景を見ちゃう瞬間とかって、なにも記録しないことよりも何か現在に対して真剣勝負じゃないみたいな印象がある気もするんだけど、だけどそうとも言えないと思った。
眠ります…。
午後玲子ちゃんとオンゴーイングで会えた!DMをゲットしたね。Yさん、Wさん2人の全然違う作家さんと違うフェーズで話して、その世界観がそれぞれある2人にすっかり当てられそうになったけど、でも自分のいる場所がおいやられるみたいな感覚はなくて、話すことがただある感じ、少し広々したところにある感じがした。
絶対に行かなきゃと思う展示が明日というか今日で終わりだとさっき気づいたわけだがどうなるんだろう…。
日焼け派とは言えないような夜中の日記になりつつある最近。
そういえば夕飯の時池ちゃんが
「Fと俺で日陰派ってやろうかな」と言ってた。笑っちゃった!
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