玲子ちゃんの日記の中で飛んでいく鳩のお腹の膨らみの記述を読んで
自分が日記に書いた白い鳥のお腹側が持つ独特のグレーな影と
日記に書いていないけど陶器の表面に描き込んだ大雪の日に自販機の上でブワッとまあるくなっていた鳩の姿がよぎった。
起きたら気持ち悪さがなくて嬉しい朝だった!優先順位がわからないままいろんなことをバンバンおこなった。おこないきれない。
池ちゃんが展示に使うボックスを組み立ててくれた。感謝。
帰ってきた禾に「おかえり〜」とだけ言って絵を描いていたら「ウオォ!」と言って泣いてしまったので慌てて筆を濯いでつなぎを脱いで手を拭いてハグ。「のぎが一番大事だよ〜かわいいかわいい〜どこまでいくの〜かわいい〜」と丸める。
湯船の表面に対して垂直にした手をムーッと動かすことで波を起こすとのぎが笑顔になる瞬間に、あ、これ描きたいな〜と思いそれを見る感覚と、夕食の納豆巻きと禾と自分の作る空間に対して、あ、これたしかに絵に描けるかも?という感覚でそれを見る感覚があり、その二つは少しだけ違うなと思った。
前者は記録、絵の中に輪郭描き込むような感覚。後者は記録ではあるけれど何かこの運動性みたいなもののやりとりを体や納豆の輪郭だけではなくて絵にできるのかも?糸の輪郭もあるし、でも描いてみないとまったくわからない…というような感覚。
夕食の鮪については一口食べてみてちょっとやっぱりお腹の自信がなくなってきて、禾と同じように焼いて食べた。まだおやつを食べたい気にならないのが自分の全快ではなさを感じる点であるが、おやつなんて食べなくていいんだけど食べたいのが最近の私だった。
れいこちゃんにDM発送先についてひとつ相談するために禾が寝てから電話しよ〜と思っていたのに、禾と一緒に二十一時には寝てしまった。
たくさん夢を見て起きた今。
友達も含めた日記のアンソロジーみたいなものを編む夢を見て久しぶりに会ったSちゃんに貰った日記がすごく物理的な黒い紐みたいなもので冒頭が編まれていて、でもそこからふんふんふんとメロディが読めたら「そうそうそれ!」と言われてちょっと嬉しかった。腰を据えて話すのは数年ぶりになるSちゃんに、「最近どう?」とYちゃんと共に聞くと「色んな人とデートしてる」と照れるので、そういう楽しさを見出す感じは少なくとも数年前はなくて夫ラブな感じだったから変化があったんだなー!とたまげると同時にこんな可愛い女をそりゃ周りは放ってはおかないという納得もあり、日記の最後の方の字で書いてある部分にたしかにそんなような記述もあったと思い、もっと話を聞きたいとワクワクしたところで禾が泣いて私も起きた。
今は禾と禾が連れてきた豚のぬいぐるみと一緒にかき混ぜたホットケーキが焼けるのを待ってます。朝!
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