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日焼け派「描かれたプール、日焼けあとがついた」

20240303春佳 夕方の日記


大きい絵を描くのは少なくともここまでだ、乾かなくなっちゃう、と思って昨夜四時頃まで粘っていたから、午前中眠かった!こんなに眠くちゃダメですねと思って十一時ごろ禾と一緒に三十分眠った。ひどい顔をしてる。


お昼はすっごい大きいシャケのおにぎりを池ちゃんが握って海苔巻きたてのホカホカを手渡してくれた。なにこの嬉しい食べ物。


1月31日分までレイアウトした後大変すぎて放っておいたこの日記のプリントアウトする用のレイアウトにようやく手をつけた午後。玲子ちゃんが「春佳サン」と私のことを書いてくれるのを途中まで縦書きに直していたんだけど、半角カナじゃないとやっぱりなんだか感じが出ない。「春佳サン」だと、だんだん、そもそもなんで玲子ちゃん私のことサン付けで呼ぶわけ?!みたいな気分が出てきて笑えた。

「春佳サン」の半角カナ感は玲子ちゃんが私を呼ぶ際に確かにニュアンスとして音声にあって、そこに親しみが含まれてる。だからそれはそのままの方がいいなと思って途中までまた元に戻したり、でも表記揺れあるからいいか、と思って変更し切るのを諦めたところ笑。


こんなギリギリに行う作業ではない。もっとゆとりを持って、製本というのは行われるはずだ。しかし。

今ざっと全部の日記に目を通すことになって、また何かが自分の中で活性化するのを感じた。


全てがギリギリでやばいけど、でも禾ちゃんがいると修羅場が修羅場になりきらないというのが本当に発見である。それは力を振り絞りきれないということではない。多分。ページとページの間、記録されなかった時間、息継ぎ。生きる時間と交互に現れる制作。そういえば月の満ち欠けの仕組みを調べたら地球の影が月に落ちてるわけではないんだわと思い出して得心した。でも月に地球の影が落ちてる仕組みの絵を描いちゃった。けど、まあいいかと思った。

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