今日は搬出をした。朝9時くらいに到着して、朝の日の光の中でもう一度展示空間を見た。
日記の中で何度もほのめかされる「走る」映像を撮ることは、実際には無かったけれど(次やってみてもいいね)、でも体感として走り続けているような展示だったから、片付けるのがまだ惜しかった。
けれど、ひと通り全部の作品を目で見たあと、絵を壁から下ろしてドッコやビスを抜いていった。
作品を梱包しながら春佳サンといろいろお喋り。昨日はやっぱり最後に小川さんと話せたこと、話してくれた内容、面白かったね。今またスルメのように噛み締めて思い出しているよ🦑
学生時代には遠くから見ていたオンゴーイングでまさか展示できるとは、少し前までは思いもしなかった機会だった。春佳サンのおかげだし、春佳サンが過ごしてきた場所だからこその風通しのよさ、安心感、動きやすさがあって、調子にのって学生時代もやらなかったような無茶もしたけれど笑、そういうことも今必要なことだった気がする。
そして今のこのタイミングで2人展を出来たことが自分にとってはとても良かった。
今回のためにやってみたこと全部がよかった。(よかったばっかり。よかった祭りになってる…)
見に来てもらうという面では、もっと頑張ればよかった、の方の“よかった”で反省はあるが!
息切れすぎた面があった。
必ず書いて置かないといけないことは、春佳サンの作品を私も会期中間近で何度も見続けることができて、やっぱりその連なりと飛躍の鮮やかさとか、あらためて驚くことが沢山あった。それは作品だけに留まらず、思考とそこから出て来る言葉の面白さとか、あと、行動力とか! 作品を見て考えたり、日記上だったり実際に会って過ごすことで、たくさんのものを浴びた、刺激的な時間だった…んだけど、でも同時に、春佳サンと過ごす中で自分のある部分が癒される?というか回復するようなところもあってね。とにかくとても稀有な時間だった。
今日はものすごく風が強かった。お昼を買いに出かけた時、追い風に背中をずっと押されてたね。
チーズバーガーのセットのコーラを飲み干した直後の13時ぴったりに赤帽さんが来た。
搬入時と同じドライバーさんが来たはずなのに別人に見えて、何回か会話をして口調チェック・トラックの様子を見てようやく同じ人だと確信がもてた笑 なんでだったんだろう?笑
荷物を積むのをMさんが手伝ってくれた!有り難い。
積み終えてすぐにオンゴーイングを後にした。入れ違いになって小川さんには挨拶できなかった。春佳サンとは「おつかれ~!」と小さな声で叫んで別れた。
サンロードを足早に歩く。この間吉祥寺に通ったけれどオンゴーイング以外には行けない日々だった。
次はどんなルートで歩こうかな。
スタジオに着いて30分少しくらいで赤帽さんがやって来た。一瞬で荷下ろしと支払い完了。
あまりにあっさりと終わってしまい、まだ気持ちの方は落ち着かない、そわそわした感じが残っていた。
自分の制作部屋に道具と小作品を入れて、描きかけの絵を見て次はこれだな、とか考えた。
すぐに制作に入ろう。
でもその前にコーヒーを飲みに+定期券継続購入のために国分寺にもどった。風が強く電車が遅れていた。春休みのせいかどこも混んでいる。お店に腰掛けてコーヒーを飲んだら急にものすごい疲れが襲ってきた。。その頭で、ここ数週間書けていなかった手帳への記録・メモをした。
なんだか今日はどう過ごしたらいいかフワフワしている。
夜、Yちゃんが撮ってくれた写真(追加分)を春佳サンが送ってくれた。イベントの記録写真が、これ毎秒撮ってる⁈ってくらい超連続写真ですごかった! 展示会場の写真は昼間のも夜のもあり、私が見ていない時間帯の作品の様子を垣間見ることのできる記録だった。あの大きな壺が人の首と肩のシルエットに見えてきて、色々な時間帯の中で味わい深い佇まいをしていた。
Yちゃんの記録、とてもとてもありがたい。
ところでその画像の最後のほうに、春佳サンも日記に書いていた(日焼け止めを塗ってきた)Sさんの、帰り際の一連のくだりが全て写し撮られていて、ばーっとスクロールして見って行ったらなんか声までハッキリと聞こえて来る感じがして、1人で思い出し笑いをしてしまった。すごいインパクト。
* * * * * * *
午前中、作品の梱包をしながら、今日で一旦この交換日記を区切ることにしよう、ということになった。
しみこんだウエハース 第1章、これにて終わります。
…そして、これからはひとまず7の付く日に、交互に日記を書いていくことになった。
なぜ7か? 特に意味はない!
共通の目的があったこれまでから、次はそれぞれの時間や予定の中で記す、ゆるやかな記録になっていくのかもしれない、という、予感と期待…。
Comments