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  • 日焼け派「描かれたプール、日焼けあとがついた」

20240327春佳 《横顔》《日記帳》

昨日が本当は日記の日だけれど、途中まで書いてその後寝かしつけのまま眠ってしまって、朝5時に禾ちゃんが起きてしまってまた8時前にスウと寝たりして戸惑ったんだけど、20分くらいで自然に起きてくれたからよかった。自分でオムツのゴミ箱を開けて「やめて~くさいよ~!」と伝えると「へへへキャハハ」と笑う、ということを繰り返していたかと思ったら、ウーンともよおし始めて、すごい!予感がしたからそんな遊びをしたのか!と感心してオムツを替えたあと、そのゴミの入ったビニール袋を「捨ててきてくれる?」というと「アイ」とぶっきらぼうな八百屋さんのように受け取って捨てに行ってくれた。保育園に久しぶりに自転車で行って、「よーし、ついたぞ」と言うと「ヨシ!ヨシ!ヨシ!」と力強く言っていた。こういうことが日記を書かないと起こったそばから消えてくけど、こんなことは消えてもかまわないことなのかもしれない笑。


交換日記を終えてしばらく、今日まで、自分の日記も書かなかった。次の展示の準備で忙しかった。今も忙しい。どうしよう。私は原っぱとかでおにぎり持ってぼーっとしているのがお似合いなのに。もう嫌だ😭嫌だから進まないこともあってざわつくので心を一回別のところに置いて動いたり。色々試している。キューピーコーワゴールドαをもう一度買ったけど、最近の健康食品の健康被害のニュースを見てにわかに心配にもなりにけりだが、今はこれがないと乗り切れない。

日記のない10日間を思い返すとずいぶんいろんなことがある。

まだ思い出せることもある。

でも大体のことが消えた。

素敵なチラシができた。よかった。もうこのチラシだけで、いい展示みたい。

平岡手帖のクラファンのコメントとリターンのドローイングも早々に描いた。

長野での展示が決まった。

禾は「あお」がわかるようになって、青いくるまを指差して「あおぶー」と言っていたので笑うと自分でも笑っていた。

歯磨きを一緒にしていたら「(い)っしょ」と言ってくる。

自分で落としたもやしを「(お)ちた」と教えてくれる。

池ちゃんは今日お昼に何食べた?と聞くと「今日はね、、、寒かったから、、、味噌バターラーメン笑」「今日もラーメンかい」と先輩に連れられてラーメンばっかり食べていて、この人脂ぎってきちゃったら愛せないんだけど😭と「朝サラダでも食わせようかな」と本人に言った。

そうだ、36歳になった。するりとすぎた誕生日だった。ラナンキュラスのラックスというツヤっとした花を池田がくれて、それがいい感じに蕾が開いて今目の前にあるから思い出した。当日はオペラシティのガラスの展示に駆け込んだ。Yさんの作品について池田が「ぶり大根の大根を食べるよさ」と評していた。その展示を作るにあたってのある意味ドタバタも含めた山野アンダーソン陽子さんの本「ガラス」は読んでる間にタイトルが「ガラス」である理由がよく分かる感じがして、すごくよかった。その「今暫定的にここでこういう形を保っているだけ」という展覧会の生々しさと、「ガラス」がとろけたあと固まって、いつか割れるという性質が響きあっていた。タカノフルーツパーラーのいちごとメロンのショートケーキも食べた。その箱を持って歩く道で今のかっこいい車だったなと思ったら池田が挨拶して、会社の人かと思ったら実はご近所に住んでいるUさんだった。池田は一方的にどんな車か知っていたから気づいたらしい。会えただけでいいことがあった気持ち。ケーキのいちごは禾がほとんど食べたけれど、今の私は一人で食べるより禾に美味しいところ食べられながら食べる方がマジで美味、と思った。赤ちゃん中毒という奇病ですね。誕プレは落ち着いたらお買い物に一緒に行ってくれることになった。


私は例のごとく(?)搬出が終わって二日後あたりから制作しても報われませんし禾ちゃんともいられませんの闇期に突入していて、すっごい落ち込んでて、普通にPMSなのか?と交換日記での落ち込み時期と照らし合わせて思ったりもした。それともただの暗い人間?この躁鬱の波を自前の対処で乗りこなしていくのはもういやだ~と思った。今は少し元気。展示に間に合うんだかなんなんだかわかんない不安の中時間を過ごしているから、まだ生活がぐちゃぐちゃで、私が忙しいと家が荒れるのっておかしくない?私にハウスキーピングが偏りすぎじゃない?でも確かにそれは私の趣味みたいなもんでもある、でも…と思っていたら「おかしくない?」と朝5時に起きてしまった禾にもう一度寝てもらうべく抱っこしながらも口から出ていて、それを聞きつけた池田が寝ながらも私の不満のムードを感じて背中に手を当てた。


十日間のことを書こうとしたらおかしくなったな。


昨日は、いいことがあった。

午前中油絵を描いてごちゃごちゃしている時、郵便屋さんが来て、玲子ちゃんからの荷物だった。

開くとめっちゃ可愛い包みに二つのネイルポリッシュが入っていて、

一つは明るいピンクで

めっちゃ可愛いピンク~!私に似合いそう~!

(笑 こういう図太い能天気なところがあるから私はやってけてるところがありそう)

と思って、もう一つの包みを開けると、

木っぽいゴールドの色名に《横顔》と書いてあって

ドゥワ!『自分で自分の横顔を見ることはできない』じゃん!と思って

え?もしかして。。。?と思ってピンクの方の色の名前を見返すと

《日記帳》

「ヤバwwwすごい!」 と声に出して笑って、

こんな、展示に因んだ両方があるなんて~!

それを見つけ出すなんて~!玲子!

元気が出るんですが!

と元気がないなりにちょっとマジで泣けた。その後お手紙を見つけてニコニコ。

搬入が終わったら塗ろう。ピカピカの爪でオープニングを迎えたい。

ありがとう~。

LINEでなくここで伝える笑。


夕方Kさんに連絡しようとしていたら電話が来た。

展示の感想を聞いたら言葉に詰まって「また今度いろいろこっちが聞きたい」と言っていた。

Hさんが教えてくれた赤帽さんに見積もりをしてもらったらすっごい安くて結局搬入をお願いすることになったりした。

うちらの赤帽さん、搬入搬出でなんか話し方はいっしょだけど、ホントどうしてかなにか違ったよね。笑

10日前の日記への返事をする。

搬入時と搬出時で30年くらい時間経ってなかった?

フレッシュネスバーガーも搬入時と搬出時では値段が変ってしまっていた。

ハンバーガー食べ終わった玲子ちゃんが「ワアッ」って言って、天真爛漫なところあるよなあと、なんか思った。

作品を通しても思った。規律に満ちた作品に見えるけど、これを、本気で平気でやるのは、天真爛漫でもあろうと思った。

私も大概だけど、私の作品は天真爛漫っぽいしまあ別に実際そうなんだけど、二人とも結構天真爛漫だよねと思った。

あの日はすごい風だった。赤帽さんが私のデカ絵を持ったまま凧みたいにあおられて何処かに行っちゃってた瞬間があったんだよ笑。


私は今回めちゃめちゃいい展示だったと思ってて、今までの自分の展示で一番いい展示だったと思う。と思ってて、

だから来てもらえたのがすごい嬉しかったし、

だから来た人がちょいと少なかった気がするのがのすごい残念だった、

今度は絶対確定申告の時期に展示をしない、と心に決めた。

みんなボロボロになってるから。(そのせいにしている)


昨日の日記なんだかなんなんだかわかんない日記になっちゃった。

次私が日記を書くときは4月17日!すごい先だ!

そもそも玲子ちゃんの日記4月7日だけども明日返事が欲しい笑。

4月17日はもう展示もオープンして、新学期の出勤も始まって、Yちゃんにも会った後で、(あ、Yちゃん帰国するって話を玲子ちゃんにしなければ!)お花見も、黄金町も行った後で、すごい気が楽そう。一歳半歯科検診にかこつけて禾ちゃんと一日ゆっくり二人で遊んで暮らす日もそれまでにある。うれしい。溜まってるやってない事務的仕事も終わらせてる。はず。禾ちゃんはココア組からチャイ組になっている。展示が何より心配で、もう展示とかしたくないんだけどしたくないわけじゃなくて自分の期待を自分が越えられないのが怖くてしたくないというだけ。だんだん気が楽そうな想像をしたらそれで気が楽になってきた!すごい。全然作品まだまだ制作中なのに。ほんと私はだめですね。


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