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日焼け派「描かれたプール、日焼けあとがついた」

20240507春佳 GW明け、さらに休み

今は0時過ぎくらいかな、と思ってケータイを見ると0時23分で、私はどうして分かったのかなと思った。

寝かしつけのまま9時半に禾ちゃんと寝入ってしまって、また「オパイ」と言いながら禾がうごめくので起きたのがその時間だった。

キッチンの方に行くと洗い物がそのままだったので洗う。夜の洗い物が朝あるのが嫌だ。でものぎと寝てしまうことの多さ。

今日は日記の日だ、今日は書くことなかったなと思いながら、滝口悠生「茄子の輝き」をぼんやり開いた。


昨日までのGWの合間合間、あんまりピンと来ないまま読み進めていて、

ふと、ハ?これってホラーだった?こわいこわいと思って読むのをやめた箇所があった。

いまいちピンと来ない、まだのめり込めない、この小説の楽しさがわからないので、そもそもこれを読んでみたいと思うきっかけになった阿久津隆「読書の日記」を今日の日中、禾が寝た時に、少し読んでみていた。するとこわいこわいと思ったところの前後に阿久津さんがグッと心を持ってかれている描写があって、もしかしたらこれはやはり面白いのかな?人の目を通さないと面白さに気づけない、私にはそういうところがある、と感じもした。

それでさっき、自分の読むリズムをちょっと調整するような感覚を持ちながら、こわいこわいと思って読みやめてしまったその少し前から(「茄子の輝き」に収録されている「今日の記念」の最初から)また静かに読み直し始めた。

ずいぶん面白く読めた。

読み終えた。

島根からの電話とそれを聞きながら歩く池袋〜江古田までの動き。

歩くリズムを読んだその体のまま話を聞くように読む。

最後に収録されている「文化」で急に主人公が年老いたのかと思って読んでいたらどうやらそれだけ別作品だったらしく、でもそういう読み方でもいいのかもしれないと思えるような内容だった。

11月3日文化の日は晴れていることが多い、という内容を読んで、自分が小学2年生の10月2日城山公園の科学館の前で空を見上げたらとても晴れていて、完全に私は太陽を直視していた。まだ少し肌に暑さが感じられて「10月2日にもこういう暑さがまだあるということを覚えておこう」となぜか思ったのを思い出した。

2日前に同郷の金子っちから「城山のあそこの化学未来館が今閉まっているんだよ」「あそこの神社にカモシカが出たんだよ」と聞いて、「へー!」と驚き以上には会話がつながらなかったんだけれど、今ここに繋がってきたのかもしれないなと思って、目が文字を追ってるのに全く違うことを考えて半ページくらい読み進んでいる今にびっくりして、もう一度11月3日は晴れていることが多いというところに戻って、読み始めた時があった。

いくつか収録されている章は2016年から2017年まで何回かに分かれて発表された文章らしくて、最後の二つがとりわけ面白くて、それは2017年に発表されていた。だんだん書いていくうちに面白くなったのかな?なんだろうな。


2017年とか言われるとその時自分はどうしていたか、とか色々思うことにもなる。

この7の日も、後から思い返して、何か、照らし合わせるみたいな心の動きが生じるのかな。


布団の上ののぎの寝顔がすごく大人びてる。


今朝は、朝起きたら禾は目やにで目が開かなくなってしまっていて、それを取り除いてあげても目が赤くて、また、夜中に咳き込みで吐いたこともあるし、熱はないといえばないけれどでも37.1度で、これで保育園に行くのはかわいそうだろう、私はやることあるけど落ち着いているのだから、と今日は休ませて一緒に病院に行った。膝裏も汗疹になって時々かいてしまっていて可哀想だから。

ここまで布団の上でケータイで書いて、寝た。


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病院では禾は少し緊張した様子で待合室で遊んでいた。

型はめパズルみたいなおもちゃの片面にはまる場所がないとわかると、その裏側のはめる場所を探し始めて、「ない→別の箇所にある」というのがわかるようになってきているのがすごい。

もっとホニャホニャの時から通っている小児科だから、その時々の禾がここに残っている。

この前は予防接種打ったからな。今日は怖いことなんにもないよ、と言ったりしてたけれど、診察室から「禾くん」と呼ばれた瞬間に大泣き。えびぞり。かわいそうかわいい。顔が真っ赤で涙がいっぱい。だけど、「呼ばれた」とわかっているということだ。

まあ風邪だと思うということで風邪薬と、膝裏の塗り薬を出してもらった。

サミットの2階の百均に名前つけようシールを買いに行った際に、ゴリラの置物に「挨拶できるかな?」と言ったら、ウホウホと自分の胸を叩くジェスチャーをしていて可愛すぎた。帰りももう一度ゴリラさんの挨拶。

お昼はしらすご飯、かぼちゃ、にんじん、キャベツ、ヨーグルトでお薬。私もほぼ同じメニュー。レンジで豚キャベツ蒸しみたいなやつは禾はそんなに気に入らず私だけが食べて、30分もたたずにお昼寝に入った。

あれこれしていると2時半くらいに禾が起きて、楽しく一緒に遊んだ。絵を描いた時間もあった。積み木で道を作って車を走らせることとか、連結できる汽車をくっつけることとかが何か楽しいみたい。

「スボイ」とよく言ってる。すごい、ということみたい。

私が四時半ころに限界を迎えて目が閉じてしまっていたら上に乗って「でんしゃ」と言っていた。割と「ウッ」となる。

その後夕食の支度をしている間、「あ!あ!」と怒気をはらんだ声でスピーカーを指さすのは、「働く車」の歌を流してほしいというリクエストで、一曲終わって別の音楽になってしまうとすごく怒っていた。

夕食は鮭としめじのホイル焼き、大根おろし、春雨サラダ、ブロッコリー。「おいちそう」と言うのでブロッコリーを渡したりすると健気に食べていた。池田を待てないので納豆を一緒に先に食べる。ニコニコ。

眠る前、「子犬のくろちゃん」と言う本を読んでいたら、クロちゃんが「そろそろねんねしようかな ふかふかお布団きもちいい」と言うところで禾もゴローリとお布団に倒れ込んで可愛すぎた。

そういうなんてことない7日だった。



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25日はとても残念だった〜!しっかり熱が出ちゃって、行けるかもと思ってた前日が甘かった。

また遊ぼうよね。

トークも来てもらえて嬉しかった!私は翌日のぎを保育園に送ったあと、トークについての反省の気持ちで「ワシは…」と道路で座り込みそうな気持ちになった。けど、同じ保育園の保護者の方に目撃されたら大変だからグッと堪えた。でも、その、栗原さんの感じ!が伝わった充実があったと言う話は聞けて、よかった。

もうトークってもんはやんない方がいいかもなワシは。。。

そういえばその抜け殻の日々の合間に「サニーボーイ」観たよ!すごい良かったのでびっくりした。江口寿史がキャラクターのデザインをやっていたり銀杏BOYZがエンディング曲だったり、私は結構趣味として好きな要素もたくさんあって、どんどんのめり込んでみることができて、なんだか抜け殻の日々にぴったりだった笑。

なんというかほんとに気が抜けたんだろうね。

今私はまだ少しその風邪の余波の鼻水と咳があるんだけれど、まあもう元気。

GWなんて、水族館、地下鉄博物館、東伏見公園でピクニック、吉祥寺でショッピング、金子っちと番長の赤ちゃんに会いにいく、と満喫しきった。 そういえば、水族館と地下鉄博物館に行って帰ってきた日、禾は帰り道に寝てしまったからそのまま玄関のベビーカーの上で寝かせていたんだけれど、はっと起きた瞬間「外に行きたい!」というジェスチャーと共にすごいわんわん泣いた。もう帰ってきたんだよ〜と説明して、お土産に買った新幹線の水鉄砲とペンギンのぬいぐるみを見せられてだんだんと泣き止んでいた。

それを見て私は小さい頃のお出かけとか何か楽しい日、終わって帰ってくるのが本当に嫌すぎた、そのくらい楽しかったきもちみたいなものを、ふと思い出し切らないけど思い出しかけた。そういえばそこまで"楽しいこと"があったんだなと思って、それを思い出しかけることができるのは嬉しくて。。。なんか心の回復みたいなものを感じたよ。



玲子ちゃんが書いてた展示とはなんだろう!

多分観てないよ私!

何も観てないもん!だめだ!

来週搬出があるからそれがおわったら生で会えるかな?打ち上げが本当にできるかしら。その時はなそう〜!


結局8日の用事が終わった夕方にこの日記はアップされようとしてます。

この前の玲子ちゃんの日記を読んだのは私は29日だった。珍しく月曜日の出勤の時で、寝ぼけ眼のバスの中、何か、勇気づけられるような気持ちがしたよ。

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